ADVANTEST TR6142 
Programmable DC Voltage/Current Source
新品動作確認済製品
ベンチトップ用として,またシステム用としても使えるフプログラマブル直流電圧/電流ゼネレータTR6142です。
TRはTakeda Riken時代の命名でADVANTESTになってからはTなしのR6142になりました。
TR6142(出品製品)は内部のキャリブレーションに調整用可変抵抗(ポテンショメータ)が使用されています。
後継機種R6142はTR6142の完全な再設計版になります。可変抵抗はソフトウェアによるキャリブレーションに置き換えられ、リファレンス電圧も変更されています。付属するTR6142のドキュメントはR6142の動作を理解する上で参考になる部分もありますが、完全には一致しません。
付属のマニュアルは英文と和文です。
英文のマニュアルにHPのマニュアルに匹敵する詳しい回路図や理論的な解説が記載されています。和文のマニュアルはセオリーや回路図は省略されています。
出力は,直流電圧0-土11.999Vをl μVステップ。 
直流電流0-土119. 99mAを0.1μAステップで得られます。
D/ A変換方式として時分割方式を採用していますので,
高精度で安定した出力が得られます。
とくにベンチトッフ用としての特長は、160ステップのメモリー全桁連続可変のコンティニュアス機能があります。
記憶素子は不揮発性のメモリーを使用しているので電源を切っても内容を記憶しています。
これらの機能は,生産ラインにおける部品の試験時間などを大幅に短縮できます。
システム用としての特長は, GP-IBを標準装備しさらにパラレノレ外部制御,ステップ入力信号,トリガ出力信号などの制御機能を持っていることです。
このように豊富な機能で, TR6142は,各種部品の試験用電源としてだけでなく標準出力や模擬人力としてご使用していただけます。
画像3はAgilent 34461A 6-1/2 Multimeterで実測したデータです。
このデータにはAgilent 34461Aの誤差は含まれて無い事を踏まえて評価してください。
測定に使用したケーブルは
計測用のシールド付0.5sqツイストペア線を特注のバナナプラグ基板に接続しています。
このケーブルは付属します。
シールド線をグランド端子に接続する時は付属のプラグでジャンパーします。
画像4〜8で外観の確認をお願いします。
底部に小さな打痕がありますが内部に影響はありません。
画像9〜12はお送りするものの内容です。
ACケーブルの先端には3P-2Pアダプタが付属します。
質問、追試等の要望は遠慮なくどうぞ!
使用測定器の誤差を含めても測定値が大幅に異なる時は
評価に使用した測定器名、周囲温度、湿度をお知らせください。
uVオーダーを安定して測定するためには測定器に直接風が当たる環境は論外です。
使用する測定器類は一時間以上のウオーミングアップが必要です。
バナナプラグを抜差ししたときは接触部の温度が一定になるまで数十秒待ちます。
外乱の影響を排除するためにシールド付の付属測定ケーブルを推奨します。
使用した測定器に校正はかけておりません。
TR6142は動作確認試験を行いましたが精度の保証をお付けすることはできません。
現状でのお渡しをご了承いただける方のご検討をお願い致します。
ご覧いただき有難うございました。
 
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