こちらは、 日本人のジャズミュージシャンとして
渡辺貞夫さんや 山下洋輔さんらに次ぐ才能、
菊地成孔さんと 今堀恒雄さんによる
伝説的な ジャズ・ロックユニット、
"ティポグラフィカ" の 未発表ライブ音源を収録した
今ではもう絶対に入手不可な超貴重盤。
再生確認済みです。
本盤は、2009年にポニーキャニオンが復刻した、
名盤 "God Says I Can't Dance"、
"The Man Who Does Not Nod"の2枚を同時購入し、
その中から抽選で選ばれた顧客のみが
特典として入手できたCD。
そのため希少価値は非常に高く、
おそらくもうメルカリで出品されることは
ないと思います。
また、収録されているライブ演奏の
一糸乱れぬ素晴らしさもさることながら、
スタジオ盤には存在しないフレーズもあり、
今となっては非常に貴重な録音資料と
なっています。
リーダーの今堀さん、菊地さんは
"カウボーイビバップ"の シートベルツなど、
菅野よう子のサウンドトラックや、
坂本真綾、 井上陽水などの
サポートミュージシャンとしても有名ですが、
本作はアフリカの民族音楽やポリリズム、
Frank Zappaなどのプログレ、
Fred Frithや Massacreなどの
インプロヴィゼーションを主とした
アヴァンギャルドな前衛ジャズ、
Edgar Vareseなどの現代音楽、
そして菊地氏が山下バンド時代に
レパートリーとした『寿限無』など、
さまざまな音楽をポップに再構築した
現代でも例を見ない、まったく新しい
唯一無二の楽曲たちが収録されています。
アフリカンポリリズムを下敷きにした、
日本の職人が作った万華鏡のような
複雑な模様のリズムが何重にも絡み合い、
その上で今堀氏の、フランクザッパ や、
Soft MachineやUKなどの
プログレッシブロック界でも活躍する、
Allan Holdsworth (アランホールズワース)、
XTCのAndy Partridge、Bert Janschなどに
強い影響を受けた、独特のエレキギターが
ソロを演奏するというスタイルが
このバンドの特徴です。
前述の通り、二次市場で出回ることも
恐らく無い貴重なCDです。
ぜひこの機会を絶対に逃すことなく
お手に取って頂けますと幸いです。
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