言わずと知れた東峰書房の『松本民芸家具 池田三四郎』ですが、特装限定70部の他に、実は愛蔵版として10部だけ関係者に贈られた非売品がありました。
本品は、その幻とも言われる愛蔵版の7番です。池田三四郎氏の三と四を足して七になることから特に愛着のある番号だったと言われています。
特装限定70部は当時頒価7,500円で購入できたものでしたが、これは非売品のためプライスレスです。
特装限定70部でも芹沢銈介の装丁など並々ならぬこだわりが見られますが(ネットで検索すると情報があります)、
さらに限定70部との違いは、
1.松本家具木製函の木が「杢目が選ばれた素材」が使われている。
2.木製函のメダルがブロンズ製ではなく「シルバー製」である
3.本の革表紙が、茶色ではなく肌理の細かい「白色の山羊革」が使われている。
世界に10冊しか存在しない、まさに博物館級のレアな逸品です。
古書店で限定70部のものはたまに見つかりますが、この愛蔵版は神田でもまず見つからないとおもいます。もし、あれば破格の価格がつくとおもわれます。
他では出品しておらずメルカリだけで出品します。
大切にしていただける方にお譲りしたいとおもいます。
カテゴリー:
本・雑誌・漫画##本##アート・デザイン・音楽