●江戸明治和本●〈仙府〉年中往来[仙府年中往来]B題簽欠・稀書往来物
【判型】中本1冊。縦171粍。
【作者】燕石斎薄墨作。閑斎画。
【年代等】文政12年初刊。江戸後期再刊。[仙台]燕石斎薄墨蔵板。
【備考】分類「往来物」。『〈仙府〉年中往来[仙府年中往来]』は、「『長生殿裡春秋富、不老門前日月遅』とかや。抑、青陽の初日影、若やく空に舞遊ぶ鶴の齢の仙府の栄へ、万代調ふ亀ヶ岡…」で始まる文章で、神社・仏閣の祭礼・縁日、町々の行事など仙台における年中行事のあらましを述べた往来物。本文を6行・付訓で記す。口絵に「仙台風景(鳥瞰図)」、頭書に「正月之図」「五節句の故事」「躑躅岡花見之図」「東照宮御祭礼之図」を掲げる。
★原装・題簽欠・状態概ね良好。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。