【一枚の繪】画家 高瀬三郎 『初冬の朝日岳(那須)』F6号
- アーティスト名: 高瀬三郎
- 絵画のテーマ: 山と風景
- 技法: 油彩
- 色合い: パステル調
- サイズ: F6号 (約410mm x 318mm)
- 額サイズ: 約556mm x 464mm x 55mm
- 額の素材: 木製
出品作は、約40年前に購入したものです。
地元の金融機関が年間カレンダーに採用したことをきっかけに、「那須連山」をテーマにしたシリーズが人気を博しました。特に「パステル調にデフォルメされていて可愛い」と評判になり、年間カレンダーも大好評でした。
その人気を受けて、地元の画商が役所職員や学校教員などを対象に作品を販売し、F6サイズの絵画が50~80万円ほどで取引されていました。当時の美術市場の活況を思うと、まさに「いい時代だった」と感じます。
※略歴
高瀬三郎は、日本の画家で、特に風景画を中心に活動していました。彼は1932年に大分県で生まれ、藤原美術研究所や中央美術学園洋画科を卒業後、数々の展覧会に作品を出品しました。
彼の作品は、日本各地の美しい自然を描いたものが多く、例えば「春雪の九重山」や「初冬の摩周湖」などの油絵が知られています。これらの作品は、彼の故郷である大分県や北海道の風景を繊細に表現しており、見る人にその土地の空気感や季節の移り変わりを感じさせます。
また、彼は現代洋画精鋭選抜展で金賞を受賞するなど、その才能が高く評価されていました。沖縄平和記念堂美術館にも作品が収蔵されており、彼の作品は日本国内で広く認知されています。
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