なんと昭和2年7月製造。日本電気株式会社製
木製のボディに黒の受話器とダイヤルを備えた、クラシカルな壁掛け式アンティーク電話機です。
重厚感のある天然木の質感と、上部のツインベルが独特の存在感を放ち、レトロインテリアや店舗ディスプレイに
「手動交換台方式(レバーで交換手に繋ぐタイプ)」の後期モデル。
実際の通話機能はありませんが、アンティークコレクションや装飾品としていかがでしょうか。
昭和初期から戦後にかけて流通したデザインに近く、コレクター心をくすぐる一品だと思います。
当時、私しの先代が商売で使っていたもので、その時の区の数が7区(現在16区)と市内市外案内、火災救急等などのダイヤルがあり、当時の雰囲気が垣間見れる貴重な電話機です。
ただ、長年の保管のうちに送話器の下の部分がベークライト素材のため弱く破損してしまいました。ちょっと残念な部分です。
それでも、とてもいい味わいがあります。
是非コレクションの一つに!どうぞ。