好日というお茶席で使いやすい銘が付いており、善き日、平和、祈り等様々な取り合わせで使えますので重宝します。貴重なシミ竹を使用し、ちょうど中節あたりが景色となるように削られた名杓です。下削りは野々村林竹、上質なシミ竹の逆樋を使用しています。
共筒は『好日 寛道(花押)』、共箱は蓋裏に『銘好日 紫野寛道』と署名され、箱裏には野々村林竹の印が捺してあります。
茶杓の状態良好です。櫂先キレイです。
『好日』
【読み】
こうじつ
【意味】
心静かに過ごす平和な一日。空が晴れた早春にふさわしい気分がある。
共筒。共箱。
長さ18.6㎝
▢藤田寛道(ふじたかんどう)
大正15年(1926)~昭和60年(1985)
大徳寺雲林院住職。
京都市生まれ。寛道宗信。昭和41年大徳寺大光院にて、小堀明堂に就いて得度。同年大徳寺僧堂に掛塔、小田雪窓に参禅。雪窓遷化後は方谷浩明に就いて修行する。昭和44年大徳寺大光院副住職。昭和49年大徳寺雲林院住職に就任。昭和52年福岡の崇福僧堂に再掛塔。昭和55年雲林院の修復に着手。昭和57年本山内局の書記に就任。昭和58年雲林院の修復完成。昭和60年遷化60歳。
【参考文献】
茶の湯の銘季節のことば 淡交社
#自分だけの茶道具を持ってみませんか
#茶道具
#茶杓
#茶道
#古美術
#禅
#紫野
#大徳寺
#雲林院
#藤田寛道
#好日
#平和
#祈り
#年中
#炉
#風炉
#和
#優品
#瀟酒
#数寄者
#古美術
#茶席
#茶会
#茶室
#骨董
カテゴリー:
ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##コレクション