与謝 蕪村(よさ ぶそん、1716年〈正徳6年〉 1784年〈天明3年〉)は、江戸時代中期の俳人・画家。
松尾芭蕉の俳諧精神を継承しつつ、中国的な文人趣味を融合させた「俳画」や「文人画」を確立した文化人です。
■ 基本情報
本名:谷口 信章(たにぐち のぶあき/のぶたけ)
号:蕪村・夜半亭・宰鳥など多数
生年:1716年(正徳6年)
没年:1784年(天明3年)
出身地:摂津国東成郡毛馬村(現在の大阪市都島区毛馬)
■ 経歴
若い頃に江戸へ出て、早野巴人(江戸の俳人・夜半亭巴人)に師事し俳諧を学ぶ。
その後、諸国を放浪し、特に美濃・丹後・讃岐などに長く滞在。
京都に定住してからは俳諧だけでなく画業にも力を注ぎ、「俳画」や「文人画」の名手として知られる。
1772年(明和9年)、門人たちに推されて**「夜半亭二世」**を襲名。
晩年は京都で多数の門人を育て、俳諧界の中心的存在となる。
■ 作風と特徴
俳句: 芭蕉の精神を尊びつつ、叙情性と絵画的な広がりを加味した独自の句風を確立。
有名な句: 春の海 ひねもすのたり のたりかな 菜の花や 月は東に 日は西に
絵画(文人画・俳画): 池大雅と並び、江戸時代の二大文人画家とされる。
繊細で詩的、かつユーモアを含んだ水墨画や淡彩画を多く残す。
山水・花鳥・人物・漢詩画など幅広いテーマを手がけた。
表具寸法(軸先含む)★約80×121
本紙寸法★約71×30
・ヤケがあります。
・掲載画像と実物では、若干の色味の違いが生じる事がありますが
ご了承くださいませ。
・絵画等を購入された後、壁に掛ける場合は紐や金具の強度をよくご確認頂いた上でお掛け下さい。
また、定期的に強度が低下していないか確認する事をお勧め致します。
・画像をよくご覧になり、新品である事をご理解頂いた上での
ご購入をお願いいたします。
※美術品の商品タイトルに特定の作者名の記載がある作品について。
【真作】真作であると保証できる作品。
購入日から90日以内に公定鑑定機関より贋作と判断された場合、作品を返品頂いた上で購入金額を返金させて頂きます。
鑑定料金諸費用はご購入者様の負担にてお願いします。
【模写】わずかでも真作ではないと疑いのある作品は全て模写と表記いたします。
以上をご確認頂いた上でご購入お願いいたします。
 
 カテゴリー:
ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##その他