出品のギターは、1960~70年代にかけてギター作家として活躍された、坂本理氏の手工品ギターモデルG-250です。
坂本氏はかつて信州諏訪にあった全音諏訪工場のマスタールシアーとして活躍され、個人としては、Osamu SakamotoブランドやARTEMIS、ANGELブランドのギター製作や監修に携わっておられました。朴訥な作りと形状に加えて、ギターのネック元のくびれのフォルムに坂本理ギターの特徴がよく現れています。
トップは杢目の詰まったスプルース、サイドとバックは柾目の美しいローズウッド、ネックは堅牢なマホガニー、指板は硬いローズウッド、ブリッジは柾目のローズウッドのようで、当時の貴重な材料をラミネート合板にして厚めに使い、ガッチリと仕上げています。
また、厚めのスプルースとローズウッドの音響効果で暖かくて奥行きのある余韻が響く良い音色が響きます。ただ、製作から半世紀近くが経過しており、トップに小さなキズがあり、前のオーナーが塗装修繕しています。また、弦高は低く弾きやすく、試奏用の弦が張ってありますので、すぐに試奏していただけます。
ギター愛好家の皆さまには、数が少なく貴重な昭和のギターとなったギター、坂本理 G-250ビンテージをどうぞよろしくお願いします。
全長:101センチ
弦長:65センチ
弦高:約2.8ミリ 12フレット1弦
約3.2ミリ 6弦
ナット幅:約5.2センチ
ボディ厚:約10.1センチ
プチプチで巻いて段ボール補強し梱包します。安全にお届けします。
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