江戸時代の文政年間の輪島塗の吸物椀ペアセットです。シンプルに黒と赤ですが光沢と深みが凄く、現代アートの美術館に飾られていても全く問題ないな、と思える椀です。この深い光沢は、数少ないですが自分が今まで見た漆器では余り見た事がありません。
手に取ると輪島塗って凄いな、と理解できます。プラスチックより軽くて持ちやすく、とても強度が強いのが分かります。勿論使用後の手入れは必要であり、洗剤や食洗機等は使えません。
最後3枚の写真は、この椀が入っていた箱です。年季が凄く蓋の裏に文政と表記されています。終わった年が1835年なので、約190年前の椀です。しっかり手入れされていたのだろうと思われますが、それにしても190年経って今だにこのクオリティを維持できているのは流石の伝統工芸です。
全部で20セットのみで、自分でも半分は使ったりしますので、10セットのみ販売予定です。是非この機会に!
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